内向型の自分が“無理なく生きる”ために見つけた5つの習慣

はじめに

「人と関わるのが苦手」「気を遣いすぎて疲れる」「一人の時間が何より大事」──そんな内向型の気質を持つ私が、社会の中で“無理なく生きる”ために取り入れてきた習慣を5つ紹介します。内向型の方や、周囲にそうした方がいる方にとって、少しでもヒントになる内容であれば嬉しいです。

SNSやニュースをずっと見ていると、刺激が多すぎて心が摩耗していく感覚がありませんか？私は朝起きてから出勤までの時間は、スマホを一切見ないようにしています。代わりに白湯を飲みながら、自然光の入る部屋でぼーっとする。それだけで心が整います。

内向型にとって、雑談は体力を大きく消耗する行為です。私は職場ではイヤホンを片耳にしていたり、休憩中は本を読んでいたりと、軽くバリアを張るようにしています。「感じ悪いと思われるかな？」と気になる時期もありましたが、自分を守ることは悪いことではありません。

内向型の人は、日々の出来事を何度も振り返り、自分の言動を必要以上に反省しがちです。以前の私は、寝る前に「なんであんなこと言っちゃったんだろう…」と頭を抱えることが多くありました。今はそのエネルギーを未来の行動に回すよう意識しています。「今度同じ場面になったら、こう言おう」でOK。反省より改善へ。

予定を詰めすぎない、付き合いの飲み会には行かない、昼休みに一人になる時間を確保する──これらは私にとって、日々を“無理なく”過ごすための大切な選択です。外向型の人から見ると「消極的」と見えるかもしれませんが、自分の心と体を守れるのは自分だけです。

頭の中でぐるぐるしているモヤモヤは、書き出すことで初めて“輪郭”が見えてきます。私はNotionやiPhoneのメモアプリを使って、その日感じたことや思ったことを箇条書きにしています。誰にも見せない前提なので、飾らずに、ありのまま書く。これは思考整理にも、ストレス発散にも効きます。

内向型というのは「短所」でも「欠点」でもありません。ただ、社会のテンポが速く、人付き合いが重視される現代では、生きづらさを感じやすいのも事実です。だからこそ、自分に合った“習慣”を持つことが、健やかに暮らすためのカギになると思っています。

誰かに合わせることより、自分を整えることを大切に。この記事が、同じような気質を持つ誰かの背中を少しでも押せたら嬉しいです。